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心理学の本はデマが多いので気をつけよう

心理学って医者になってからも使えそうってことで、よく本とか論文とかYouTubeとかで情報集めてます。

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ある論文によると、心理学の教科書にも結構デマが多いから気をつけようみたいな結論が出ていて、迂闊には手を出さないのかなって考えてしまいました。

ステッソン大学のファーガソン博士ってゲーム好きな人には結構知ってる人が多いかもしれないですね。暴力的なゲームをやっても、暴力的な人間にはならないって研究が有名で、ぼくも戦争系のゲーム好きだっだので将来を危惧していたのですが、影響がないみたいですね。

【方法と結果】よく売れてる心理学の入門テキストを24冊ほど調べて、以下の12ポイントを正当性をチェックし、

偏りのある割合を順に示しました。

ネットなどでよく見かけるけど、実際はまだ学問的に決着がついてなかったり、完全にデマだったりする説が選ばれております。

まだ学問的には議論が多い説

①メディアと暴力について→87.5%

テレビやゲームの暴力シーンが、現実の暴力犯罪に影響をあたえてるのだ!みたいなやつ。博士が調べてて説でもあるので気になったのでしょうな。実は学問的にはそこまで決着がついていない。

②ステレオタイプ脅威について→75%

「女性は数学が苦手」や「老人は記憶力が悪い」といった情報にさらされると、実際に能力が下がっちゃうよ!みたいなやつ。確かにこういった論文って昔も読んだことあるけどどうなんだろうね。

医学部と女性の頭の良さに関しては、今年の国家試験の男女別の合格率の差ってデータが面白かったので、調べてみてください。

東●医大とかあんなにわだいになったのにね。

③ナルシシズムは感染する

現代では若い世代にナルシシズムが増加している!みたいな説。支持する派と統計ミス派がいます。

ぼくの大学にもナルシストいますけど、その人の周りがナルシストになってるかと言われたら違いますよね。

④叩く子育ての悪影響について→58.3%

子育てで子供を叩くと、攻撃性が高い大人に育つぞ!という説。反論する論文も多いけど、ハンニバルとかほ映画とかで猟奇的犯罪者って幼少期に何かしらの影響を持つ過去がありますが、ゼロではないけど、学生時代とか影響でかそうだよね。

ぼくんちも親の躾は厳しかったけど、ぼくはあまり攻撃性高くないですね。すぐカッとならないし。

⑤多重知能理論について→91.6%

人間の「頭の良さ」はテストの成績で測る知能だけではない。東大の頭の良さと京大の頭の良さって違うって思ってるのはぼくだけかな。

他にも、音楽的知能や身体運動的知能、博物的知能といったいろんなタイプの知能を持っているのだ!みたいな理論。近年ではかなり批判が多い。

⑥進化と配偶者選択について→62.5%

進化のプロセスが人間の恋人選びに大きな影響を与えているのはほぼ間違いないのに、「進化心理学」を嫌う研究者も多いため、配偶者選択を社会的な要因がメインで説明しようとするケースが多いとのこと。

⑦抗うつ剤の効果について→83.3%

抗うつ剤が本当に鬱病や不安に効くのかどうかは、まだまだ不明な点が多い。そのあたりをちゃんと解説しているかどうか。

完全にデマだと判明している説

雑学程度にはなるんだけど、

モーツァルト効果って、モーツァルトを聞いて育った子供は頭が良くなるよ!みたいな説。その後の追試でガッツリと否定された。→4.2%

「脳は10%しか使ってない!」→0%、とかはさすがにネットでも見かけなくなりましたけど、キティ・ジェノヴィーズ事件→54.1%などは真相を知らない人も多いのでは。

議論の余地があるテーマなのに、一方的に伝えてしまっている本がこれ程にも多いんですね。ぼくも論文をよんですぐ鵜呑みにしちゃダメですけど、読書の人にもリテラシーを持ってよんでほしいです。

キャッチーなものの方がよく売れる

「議論はわかれている」や「統計には限界がある」みたいな話ばかりだと、寒いよなーって思うところもあり、本を売るための方法なんだと受け止めてます。

バナナだけダイエットとか絶対健康にいいわけ無いのに、キャッチーですし、売れるんだろうな。

そう考えると、ひとりの著者が書いた包括的な入門書よりは、専門家が自分の分野だけに絞った専門書を読んでいくほうがいいよね。多読のススメ。