来年から新5年でもありとりあえず初めての病院見学に行ってまいりました。
初の病院見学に行ってきました。
— なかじ🐨 (@nakajikoara) 2018年3月19日
院長先生が外来中に今年入る研修医の国試合格を喜ぶくらいアットホームな病院でした。
皆さん、国試合格おめでとうございます。 pic.twitter.com/bVK2WjUdIN
見学に行った病院は、大船中央病院🏥
大船中央病院の特徴
285床
初期研修医4名
総合診療、総合内科に力を入れている二次救急病院。一昨年12月、院長として総合診療の須藤先生が就任。北米型研修の特徴であるモーニングレポートを取り入れ週三回実施しており、まず検査ありきではなく詳細な病歴聴取と身体診察を基にじっくりと鑑別診断を考えていく習慣を知らず知らずに身に付けることができます。全国から学生や総合診療医を目指す若手医師や研修医、ときには教授クラスのベテラン医師までが参加し医局などにとらわれず志を共にする医師たちとの人脈を築くことも可能です。また院長の他にもアメリカ帰りの外界の先生が多くいらっしゃるので外科医としてアメリカ留学を考えている人にも良い病院であると思います。
モーニングレポート
病院に到着して8時からすぐにモーニングレポートが始まりました。研修医の先生が実際に取り扱った症例をもとに医者みんなで鑑別をしていくスタイルです。院長先生がホワイトボードに書いていく適度にアドバイスをしてくれるので大学で勉強会で行った鑑別の練習よりとてもスムーズな流れでした。
思ったことをバンバン発言していくことで頭の中を全部アウトプットし実際の診察での頭の動きを文字化することで一つ一つの症例を深く考え直すことができます。
3日前の患者の事は忘れてしまうということがよく言われます。一つ一つの症例を大事にする癖は初期研修医の段階で身に付けておきたいことの1つです。院長先生の外来を拝見させていただいたのですが1人1人の症例を自分のパソコンにメモしていて実際に必要なことなんだなと実感しました。
初期研修医の先生についてみて
救急外来と病棟回診を観させていただきました。救急外来は1人しか見ることができませんでした。お看取りと言う形で治療をすることがなく患者さんに苦痛を取り除く形をとるのは医師と患者の家族の信頼が重要だなと思いました。病棟回診では患者さんの心を聞かせていただきました。収縮期雑音を聞くことができませんでした。ポリクリ中では正常な音をたくさん聞きたいなと思いました。
3音を他人に示すときにポストイットや舌圧子を心尖部に置くことで揺れを皆に見せることができるんだなと初めて知りました。
研修医の先生や病院見学に来ていて東大の五年生の方と直接話す機会がありとても刺激的な時間を過ごすことが出来ました。初期研修医の期間に何を得たいのかの方向性が見えて来てとても良かった。
18.19日にレジナビ と病院見学に行って思った事は医師の人生は部活に例えられるなと。
医師のキャリア形成って部活に喩えるとわかりやすい。4段階を老後まで伸ばしたイメージ。
— なかじ🐨 (@nakajikoara) 2018年3月20日
1年→雑用
2年→練習試合とか出れたり、上手いやつはすぐにレギュラー
3年→レギュラーor bench warmerのピンキリ
OB→レギュラー扱いor bench warmer扱い
院長先生の外来をみて
フィジカルから鑑別出来るようになる事がとても大事だと思いました。
例えば、ベルトサインなんかはベルトの穴の位置が変わったら太り始めてるなみたいな感じです。
大船中央病院は院長先生はじめ医師と研修医の距離感が近い。あだ名で呼んでるくらい。昼食もみんなでとってるし。
次はゴールデンウィークあたりに千葉見に行きます。